映画祭について
東洋大学観光短編映画祭
-持続可能な観光に向けて-
東洋大学は昨年に引き続き、持続可能な世界をめざし、同大学国際観光学部・大学院国際観光学研究科共催で東洋大学短編映画祭を開催いたします。
本映画祭は、いま地球上にある自然、人、生活、食、アート、建築、スポーツ、そしてゴミなどさまざまなものや事象について、独創的なアプローチで映し出した映像作品を広く国内外から募り、インターナショナル・コンペティションを行うものです。実写、アニメ、劇映画、ドキュメンタリー、コマーシャル、MV、インスタレーションなど手法は自由で、時間は30分以内とします。
「持続可能な観光」をテーマにした最高の映画、新しい持続可能な観光を提案する映画、新しい映像スタイルによって観光の新規開拓を実現しうる映画に賞を与え、これらを含む入選作品を上映します。映像を通し、参加者が互いに時間と場所を共有することで、それぞれの立場で感じ、未来を考え、動くことで、「持続可能な世界」の実現へつなげていきます。
映画祭で見る映画は、初めて訪れた場所で
観光ガイドに載っていないのに衝撃を受ける旅のようだ
そんな体験を未来に残していくきっかけを作れればと、人と地球の持続可能な観光を実現するための東洋大学短編映画祭が今始動します。
持続可能な観光とは
2015年に国連で採択されて以来、あらゆる分野で加速度的に広がりをみせるSDGs(持続可能な開発目標)ですが、なかでも注目を浴びているのが持続可能な観光(サステナブルツーリズムsustainable tourism)です。
旅行者、観光関連産業、自然環境、地域社会の需要を満たしつつ、現在および将来もたらされる経済面・社会面・環境面の影響も十分考慮に入れた観光というのが、UNWTO(国連世界観光機関)の定義です。
私たちは、マスツーリズムによる弊害を見据え、環境・文化・地域コミュニティーの存続もしくは共存によって本来の観光を実現するための取り組みと考えます。
総務省 SDGグローバル指標(SDG Indicators)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/statistics/index.html
応募規約
応募条件
次の応募要件を満たすものであれば、誰でも応募できるものとする
1. 国籍、年齢、職業、性別の区別なく本映画祭の趣旨に添いテーマに則った作品であること。
2. 作品の完成形態が次のいずれかであること:MOV, MP4 ( HD Video も可 )。本映画祭での上映には、英語字幕版を用意すること。
3.日本国内の劇場、テレビ放映、あるいは動画配信サービス等で、 一般に公開や配信をされていない作品であること。
4. 2019年10月31日以降に完成したものであること。
5. 原則として、日本国内の他の映画祭などで上映されていない作品 が優先的に選考される。
6. 3分以上30分以内の作品であること(31分以上の中編・長編は不可)。
7. 劇中で使用されている音楽やその他の著作物に関する使用許諾を取得している作品であること。もしくは、本映画祭での上映までに取得見込みであること。
上映作品について
1. 決定通知:選考された作品については、速やかに応募者に通知する。
2. 費用:物理メディアでの作品の輸送に関する経費は応募者の負担とする。
3. 審査委員会:上映作品の審査委員会は、主催者側の依頼によって構成される。
4. 各賞上映作品の中から、審査委員会の審査により、次の各賞を当該作品の監督に対して与える。最優秀作品賞・学長賞・学生賞・持続可能な社会賞など(予定)。
5. フィルムフェスティバルアーカイブ保存:
表彰された作品は東洋大学の行事での無償上映などに使わせていただく場合があります。
告示
応募作品に関するトラブルの責任については応募者が負い、大学は一切の責任を負わない。
効力
本規約は日本語版がすべてに優先する。
本映画祭に応募・出品することは、この規約の承認と遵守を意味する。
今後詳細が追加され次第お知らせいたします
審査員
監修
ベネチア大学教授・ベネチア市アートディレクター
ロベルタ・ノビエッリ
㈱旅工房 代表取締役会長兼社長
高山 泰仁
映画ディストリビューター、プロデューサー、
カフォスカリ短編映画祭審査員
日下部 圭子(予定)
後 援
観光庁
国連世界観光機関 ( UNWTO )
CONTACT
〒112-0001 東京都文京区白山5丁目28-20
東洋大学 白山キャンパス
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